第4期制作決定！西修先生の「魔入りました！入間くん」の魅力！

2024年12月4日2024年12月14日

ファン待望！！ファン必見！
2024年11月17日(日)にテレビアニメ「魔入りました！入間くん」の第4期の制作が決定しました！
キービジュアルも公開されてわくわくが止まりません。
ですが、まだ「魔入りました！入間くん」を知らない方も多いのが現状です。

話題に上がっていたけれど
「魔入りました！入間くん」って何？

そんなあなたの疑問にお答えします！！
本記事では、「魔入りました！入間くん」を全く知らない人でもわかるように、どんな作品なのか解説・紹介をしていきたいと思います。

＜本記事で分かること＞
・「魔入りました！入間くん」とは?
・大人も楽しめる悪魔的な魅力
・テレビアニメ　第4期の注目ポイント

もこ丑

本記事を書く私は、最新刊まで何度も読み返す程の
「魔入りました！入間くん」のファンです！
アニメも放送済みの第3期まで視聴し、何度も見返しています。

「魔入りました！入間くん」の魅力は何なのか、わかりやすく解説していきたいと思います。
個人的な見解も多くありますが、魅力を存分に理解していただけるように頑張ります！

「魔入りました！入間くん」とは？

・作者：西修
・ジャンル：学園、ファンタジー、ギャグコメディ
・『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、
　2017年14号から連載を開始し、現在も連載中（2024年12月現在）
・巻数：既刊39巻
（最新刊40巻は12月6日(金)に発刊予定）

＜あらすじ＞
ある日、14歳の超お人好し少年・鈴木入間は、鬼畜な両親により
大悪魔・サリバンに売り渡されてしまう。
食べられると思っていた入間だったが、サリバンは自分の孫になることを懇願され、
超お人好しである入間は、断ることができず承諾してしまう。
入間はサリバンが理事長を務める「悪魔学校バビルス」に半ば強引に入学させられてしまう。
そうして、入間は自分の正体がバレてしまうと食べられる危険性があるため、
「人間」であることを隠しながら魔界の学校で学園生活を送ることになる。様々なトラブルに巻き込まれながらも、トラブルを乗り越えて幸せを掴んでいく。

単行本累計部数は2024年8月時点で、1600万部を突破しており、『週刊少年チャンピオン』の看板作品と言っても過言ではない人気を誇っています。

また、アニメ化、舞台化、小説化等といったメディア化作品が多数あり、スピンオフ作品も多く展開されています。コンテンツとして多岐にわたっており、どのメディアでも多くのファンから愛されて応援されている作品です。

中でもテレビアニメは、2019年に第1期が製作、放送され、2024年までに第3期まで放送済みとなっています。（放送はＮＨＫのＥテレ。各種配信サイトでのアニメの配信もあり）
作者の西修先生は他にも様々なことを手掛けていらっしゃるため、本記事では割愛いたしますが、またご紹介したいと思います。

「魔入りました！入間くん」の魅力

ここでは数多ある魅力の中から、漫画とアニメを見尽くしてコレだ！と感じた、
「魔入りました！入間くん」の魅力を３つご紹介いたします！

物語の進むテンポが良い

１つ目は、「物語の進むテンポが良い」ことです。
ギャグコメディの特性もあるかもしれませんが、主人公である入間くんの学園生活を通して物語が進んでいくため、王道のバトル漫画などと比べても一話でかなり話が進んでいきます。
忙しい毎日を送る現代人にはうれしいですよね！
また、学園生活を根底においているため、入学式や授業・テストといった学校生活をもとにしています。そのため、私たち自身の体験と照らし併せて理解できる内容が多くなっており、より物語を身近に感じることができ、とても読みやすい物語になっています。

と思うかもしれません。
しかし、そんな心配は不要です。
学園生活といっても魔界の学園であるため、人間界の学校とは大きく異なる点があります。
それは文化や思考といった世界観の違いです。
双方の世界の違いが多くあるがゆえに、様々なギャップが入間くんを待ち受けます。
人間の入間くんもそのギャップに驚いて、様々なトラブルに巻き込まれていくことになります。
そして、そんな世界観の違いに驚く入間くんを通して、私たちも魔界という異世界に入り込んだ気持ちで物語を体感していくことができます。
魔界ということもあって、もちろん「魔力」や「魔法」の概念もあります。
「魔法」と聞くだけでも異世界感があってわくわくしますよね！
ギャグコメディということもあり、くすっと笑える展開やキャラクター達のやり取りも多く、そんなに文字数もないため、気付いたらページをめくる手が止められなくなっている……なんてことになるかもしれませんね。

個性的なキャラクター達が多い

魔界ということもあり、物語に登場するキャラクター達はとても個性的に描かれています。
牙や爪が生えている者、角やしっぽが特徴的な者、獣人のような者、人間と同じ見た目をした者、本当に様々な見た目のキャラクター達が多いです。また、悪魔たちは「魔力」を備えており、様々な「魔法」も使用することができます。

そんなことはありません。見た目や魔法が使えることは「人間」との違いでしかありません。

登場する悪魔のキャラクター達は、個々に独自の力を持ち考え方や信条も大きく異なっています！
魔界に属するキャラクター達はそれぞれ「家系能力」と「野望」を抱えています。

「家系能力」というのは、そのキャラクターが使える特別な力のことです。
作中の例を挙げると、見たものを創造できる力や、相手の五感を奪う力、嘘が分かる力、など様々です。一種の超能力みたいなものと考えていただいて問題ありません。人間では考えられないような強い力を悪魔たちは持っていますが、学園に通う生徒たちは完璧にその力を使えるわけではありません。悩みながら壁にぶつかって学びの中で成長していく彼らの姿に、きっと胸が熱くなることでしょう。

「野望」というのは、そのキャラクターが目指す姿であり目標といったもので「悪魔」として壮絶な魔界を生き抜くための方針、「欲」といってもいいものです。
悪魔たちはみな、己の「野望」や「欲」に対して、真っ直ぐで良くも悪くもブレることはありません。良い方向に傾くこともあれば、悪い方向に傾くこともあります。「欲」のためなら、何でもします。人間の考えでは理解できないところもあります。それゆえ衝突や問題も多く起こります。
でも、それが悪魔であるキャラクター達の拭えない代えがたい魅力となっています。

そんな悪魔たちと人間である入間くんがどう関わってトラブルを超えていくのか……、どんなキャラクター達が活躍するのか、そして彼らがどう成長していくのか、見て感じることができます。
非常に多彩な性格や見た目のキャラクターが登場するため、きっと、好きなキャラクターが見つかると思いますよ！

引き込まれる扉絵と展開

物語やキャラクター達だけではなく、物語の展開に合わせた演出も大きな魅力となっています。
特に単行本（コミックス）では、注目すべき展開には、ほぼ見開きの扉絵が採用されています。物語の内容とも相まって迫力満点で描かれる扉絵は見ている私たちの心をぐっと掴んで離しません。
私は、単行本のある扉絵を見た際には鳥肌がぞぞっと立つほど、心をぐっと掴まれた思い出があります。そんな、キャラクター達の心情、物語の展開に合わせて描かれる絵も魅力といえます。
物語の展開についても、簡単に予想をすることができません。えっ！と驚く展開や発想が多く、その構成に脱帽してしまいます。もちろん王道の展開もあり、わくわくさせてくれる展開も多く、気が付いたらページをめくってしまいます。

アニメでは、単行本の展開だけでなくアニメだけの内容を補完するような展開もあり、見やすく分かりやすく魔界の世界に触れやすくなっています。アニメの特徴である動きや音楽が付随されることによって、キャラクター達がより魅力的に輝き、物語の面白さがさらに生かされています。そして漫画よりも、わかりやすく物語が凝縮されているため、「魔入りました！入間くん」の良さをこれでもかと凝縮しているのが、アニメといっても良いでしょう。
(オープニングとエンディングも印象に残る楽曲が付けられており、かなり頭に残ります。
本当にＮＨＫのＥテレで放送されたのか？と思うほど、かなりノリの良い曲です)

まとめ

ここまで、厳選して３つの魅力を独断と偏見でご紹介しました。
私もまだまだ見つけられていない魅力も多く見返すたびに発見がある程です。
漫画とアニメ以外にも展開されているメディアが多く、まだまだ魅力は尽きることはないでしょう。

ここまで読んで、こんな疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
個人的には「アニメ」から見ることをお勧めします。アニメで視聴して「魔入りました！入間くん」の世界観を掴んでいただいて、好きだな、続きが気になるな、と思ったら、漫画や他メディアをご覧になっていただくのが、一番良いかと思います。

テレビアニメ「魔入りました！入間くん」第4期の注目ポイント

ここでは、アニメ第４期の注目ポイントについて、記載していきます。
一部、記載の都合上、展開のネタバレがあるため、ネタバレは嫌だという場合は、お手数ですが
読み飛ばしていただけると幸いです。

アニメ「魔入りました！入間くん」第４期　キービジュアル — 魔いりました！入間くん第4期キービジュアル

現状としては、第4期制作決定の発表がされたのみで、最新情報はまだ出ていない状態ではありますが、単行本だと17巻～20巻相当の内容になると推測されています。
17巻からの内容は、作品内でも屈指の人気を誇るであろう「音楽祭」が話のテーマになっています。
特に注目したい点は、以下の２点でしょう。

音楽に注目

テーマが「音楽祭」なので、当然ですが、音楽には必ず目を向けるべきでしょう。
アニメという映像化に伴い、漫画では個人の想像・妄想しかできなかった音楽を聴くことができます。どんな音楽が待っているのか、耳でも楽しめるコンテンツになると予想しています。
音楽が与える効果は絶大なので、随所に挿入されるであろう様々な音楽に注目したいところです。

登場人物たちの頑張りと葛藤、その成果に注目！

音楽に注目するのも勿論のこと、登場人物たちが紡ぐ物語からも目が離せません。
17巻まであまり脚光を浴びてこなかったキャラクターにスポットライトがあたり、入間を含めたクラスメイト達が大きな壁にぶつかっていきます。
クラスメイトとして一致団結して、壁をどう乗り越えるのか必見です。
私はこの「音楽祭編」を読んだ際に、大いに心が揺さぶられました。ぜひ、体感してほしいと思います。キャラクター達の葛藤や頑張りも含めて、映像化が楽しみで仕方がありませんね。