第1話が放送され、視聴率は12.2%と話題になった「VIVANT」を超えたことで話題となりました!!
そんな『御上先生』ですが、冒頭の内容や主人公の言動が大きな話題となっています。
「自分のことエリートだと思ってる?」や「上級国民予備軍」というパワーワードを生徒たちに言い放ちました!
気になる展開も多く謎も多い!!
第1話で出てきたキーポイントとなる用語や考察のポイントとなるものを簡単にまとめました!
※この先、ドラマのネタバレを含みます
第1話の人物関係と用語まとめ
第1話は話が大きく動くということはなく、これからの問題提起をして物語の風呂敷を広める役割を果たしていました。第1話での人間関係やこれから重要になるであろう用語についてまとめました!
相関図|御上が隣徳学院の教師に就任
第1話では、主人公「御上孝」が文部科学省から私立の隣徳学院の教師に就任するところから始まります。
相関図は、第1話で関わりのあった人物関係をまとめてみました。
生徒たちだけでなく教員同士の関係にもひと悶着がありそうですね。文科省の動きも見逃せないことになってきそうです。2話以降で動きがあれば随時更新していきたいと思います。
用語|バタフライ・エフェクト
ドラマの中でも何回も「蝶」が羽ばたく映像が差し込まれています。
「非常に小さな出来事が最終的に予想もしてなかったような大きな出来事につながる」という意味になっており、本ドラマの構造にとてもあっている言葉となっていると思われます。
隣徳学院の生徒がした行動が、不倫問題そして社会的な殺人事件、文科省の事件といった予想もしていない大きな出来事に発展しているようなことを示唆されているため、ドラマに関連する重要ワードであることは確かと言えます。
用語|Personal is Political(個人的なことは政治的なこと)
ドラマの中では、御上が学生の時の友人が口に出した言葉となっています。
この言葉自体も、バタフライ・エフェクトと似たような意味合いを持っていると思われます。
生徒がしたことや殺人事件を起こした受験者は個人的な動きであっても、文科省の大きな癒着といった問題につながる可能性もあるという大きな社会及び政治的な構造と結びつくような形にもなっています。
第1話で分かっている謎
第1話では、多くの謎が提示されました。
これから、物語の中核となって考察もされていくであろう点を簡単にまとめました。
国家公務員採用試験で起きた殺人事件の真相とは?
ドラマ冒頭、国家公務員採用試験で受験生が背後から刺されて死亡する事件から始まりました。
犯人は同じ国家公務員試験を受けていた学生で、被害に遭ったのも学生となっています。
その後のドラマのカットでは、悲しむ女性のカットが挟まっていました。
ここでの考察ポイントは以下の通りです。
・カットで映った悲しむ女性と被害者との関係と事件との関りとは
・他の問題とどう関わっていくのか
物語の冒頭で起こった事件だけに、関係がないとは言えないと思っています。
また、事件が起こったのが文部科学省から「御上孝」が隣徳学院に教師として左遷されるその当日となっており、つながりがないとは考えられません。
衝撃を受けたシーンだけに謎は大きいですよね!
御上が疑惑をかけられた天下り斡旋問題の真相とは?
主人公の御上孝が文部科学省官僚から、体のいい島流しという形で、私立隣徳学院に教員として派遣されることになりました。体のいい島流しとなった理由は、文部科学省から民間研究機関への天下りを斡旋したことをリークされたことが原因となっており、実際の御上自身は天下りの斡旋をしていないと述べていました。
そして第1話の最後に御上は、「気付いちゃったんだよね、闇の中で。その事件と僕の不正とこの学校と文科省が、繋がっているかもしれないことに…」と言葉を残しました。
ここでの考察ポイントは以下の通りです。
・文部科学省の天下りをリークしたのは誰なのか
・文部科学省が抱える真の闇とはいったい何なのか
・文部科学省と隣徳学院に繋がりはあるのか
重要なポイントとしては、御上自身は天下りの責任を押し付けられただけで、斡旋をした事実はないという点です。御上自身も教師として隣徳学院で働きながらも、資料室で調べ物をしており隣徳学院で起きたことと自身に擦り付けられた問題と繋がっていることをとらえています。
まだ、詳しい内容やつながりは分かりませんが、文部科学省の動きが物語に大きくかかわっているのは間違いがないと言えます。
御上と官僚たちのかかわりも見逃せない内容となっていますね。
教師の不倫問題と殺人事件との関りとは?
隣徳学院の生徒である神崎が隣徳学院の教師同士の不倫を暴いたことによって、女性教員である冴島が退職しコンビニでバイトをすることとなり、相手の男性教員は隣徳学院系列の学習塾に左遷されました。
冒頭の殺人事件が起こった際に、女性がテレビの前で泣いている映像が差し込まれ、その女性が不倫を暴かれて冴島と似ていました。
ここでの考察ポイントは以下の通りです。
・不倫問題が暴かれたことでどうやって国家公務員採用試験で起きた殺人事件につながったのか
・不倫相手の男性教員はいったい誰なのか
・生徒の神崎は自分が陥れたことを今後どのように捉えていくのか
教師同士の不倫問題というのが少し気になるポイントと言えます。男性教師のほうは隣徳学院系列の予備校で講師をしているようですがその名前やその顔は明らかになっていません。
また、女性教員である冴島は辞職になったのに対して男性は教員を辞職したわけではないようです。
そして、陥れてしまった生徒の神崎は何を思うのか、どう意識が変化していくのかそういった変化を考えるのも楽しいと思われます。
こういった点もこのドラマが提示している問題提起と言えるのかもしれませんね
隣徳学院の中で抱えている問題について
隣徳学院の理事長がかなり幅を利かせており、一部先生同士でも何かしらの確執があるようです。
また、生徒の中には保健室に通う生徒がいたり、生徒同士の会話の中で手をぎゅっと握り目をそらす生徒がいたり等、何か雲行きが怪しい部分も混在しています。
ここでの考察ポイントは以下の通りです。
・隣徳学院の理事長がなぜ幅を利かせることができているのか
・生徒の内面の問題をどう解決していくのか
隣徳学院の内部状況も一枚岩ではないようです。理事長の力が強いのは何か理由があるのだと思われます。教師同士で不倫もあったため、内部はかなりガタついているのだと考えられるでしょう。
また、一見平和に見えている3年2組内部も、御上先生の来訪により眠っていた部分が掘り起こされていく可能性があります。第1話のカット内でも、気になる描写も多いことからこれからもっと謎が増えていく可能性があると思われます。
学園ドラマということもあり、生徒と教師の絡みは楽しみですよね
まとめ
・第1話は謎の伏線が多い
・「バタフライエフェクト」が物語の核心になりそう
・これから数々の謎が明らかになっていく
多くの謎がひしめいていて、視聴者としても思わず考え込んでしまう展開が待っていると思われます!
今後どんな展開を迎えるのか、毎週日曜日の放送が本当に楽しみですね。
見逃し放送はTVerで行われており、独占放送はU-NEXTで行われています。
まだまだ放送には追いつくことは可能です。
この際に見逃し放送から追いついて、話題のドラマを見逃さないようにして楽しみましょう!!
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