【花粉】今の時期に何の花粉が飛んでる?時期とエリアごとに飛んでいる主な花粉まとめ

【花粉】今の時期に何の花粉が飛んでる?時期とエリアごとに飛んでいる主な花粉まとめ

花粉症は今や国民病といってもいいほど、様々な人が抱えている症状となります。
日本における花粉は「ハンノキ属」「スギ」「ヒノキ」「シラカンバ」「イネ科」「ヨモギ属」が代表的なものとなっています。

どんな時期にどんな花粉が飛ぶんだろう?

地方ごとに飛んでる花粉は違うのかな?

日本における花粉について、各地方で飛散するシーズンを簡単にまとめてみました!
早めの対策をすることで症状を軽くすることもできるということなので、時期を確認して早めの対策ができるように強いましょう。

目次

花粉が都市部に広がるメカニズムと花粉の時期まとめ

花粉の種類

花粉は自身の重さで木などから落下し、上昇気流によって大気に巻き上げられて遠方に運ばれていきます。
文部科学省の観測データによると花粉濃度は地上600m前後が濃くなっているのだとか。

花粉症患者は都市部に多くなっているようです。
ではなぜ、都市部で多くなっているのか簡単にまとめました。

都市部でなぜ花粉症患者が多くなるのか

都市部で花粉症患者が多いとされるのは、気流の動きが関係しています。

① 花粉が山間部で上昇気流に乗って上空に巻き上げられる
② 気流によって都市部付近に花粉を含んだ空気が流れ込む
③ 都市部で上昇気流が発生し、花粉を含んだ空気が都市部の地表に流れ込む
④ 人間が花粉を吸いこんで花粉症を発症

都市部でヒートアイランド現象が発生することによって上昇気流が生まれます。
上昇気流は周りの空気を引き込み上空への空気を巻き上げるため、山間部から来た花粉を含んだ空気を吸い込んで地表から巻き上げることになります。

そのため、都市部では山間部に比べ地表に花粉が漂っており、その分人が花粉を吸い込む機会が多くなるため都市部に花粉症患者が多くなるということが起こっています。

もこ丑

花粉症は開発して開拓する人間が生んだ症状とも言えますね

北海道

北海道の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

北海道は本州と違って気温が低いため、飛ぶ花粉の種類も本州と異なっています。
シラカンバ(カバノキ科)が一番多く、4月~6月にかけて飛散します。

他の花粉も少なからず飛来しているため、必要最低限の花粉は飛んでいるようです。

もこ丑

日本で一番花粉が少ない地方が北海道となっています

東北地方

東北の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

東北地方は寒冷ではあるものの山林が多く、都市部との距離が近いため花粉と人と関わることが多くなっています。
飛散量としては「スギ」が一番多く、温かくなる時期に合わせて飛散量が多くなっています。

草木類も少なからず花粉が飛んでいますが、一年中花粉は飛んでいません。

もこ丑

関東地方の次ぐらいには花粉の量と種類が多くなっているんだとか

関東地方

関東の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

関東地方は平野の周りを山林が囲んでいるほか、都市部も日本で一番発達しており花粉を都市部に巻き込む力が一番強くなっていると思われます。

飛散する花粉は春先は「スギ」や「ヒノキ」が多く、秋は「ブタクサ」等の草木類の花粉が多くなります。
気温も暖かいことから、一年を通して花粉が飛散するため、自身が何のアレルギーなのか知ることで対策をとることができます。

もこ丑

関東地方が一番花粉の種類が多く、飛散量も多くなっています

東海地方

東海の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

東海地方は関東地方と比較すると花粉の種類や量は少なくなっています。
「スギ」や「ヒノキ」の飛散量は多く、2月~4月はマスクが必須となります。

もこ丑

2月~4月のピーク以外は花粉の飛散量が落ち着いているのが特徴と言えます

近畿(関西)地方

近畿(関西)の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

関西は「スギ」のピークが2月~3月となっています。他の花粉については飛散量は少ないものの、種類は多くなっています。年中花粉が飛ぶことはあまりありませんが、続けざまに花粉が飛来してくるため、油断ができません。

もこ丑

都市部が多い地方でありながら花粉の量は少ないのが関西地方の特徴と言えます

九州地方

九州の花粉飛沫時期
アレジオンHP より抜粋

九州は「ヒノキ」の花粉量が多く「スギ」も併せて2月~4月まで花粉のピークが続くことになります。
夏の暑い時期は花粉の飛散量はなくなっており、花粉のピークを越えると花粉の量は少し落ち付くのが特徴となっていることが分かります。

もこ丑

気温が高すぎる時期などは花粉の飛散量も減るようです

まとめ

・都市部で花粉症患者が多いのは都市部特有の気流に関係がある
・都市部と山林の位置関係によって花粉の量や種類が変わる
・一番花粉の飛散量と種類が多いのは関東地方

花粉の飛散量は前年の夏の気温も関係があり、年によって花粉の飛散量はまちまちとなっています。
2025年の花粉の飛散量は全国的に多くなる見込みなんだとか。

研究で花粉が少ない木の開発も進めれているようです。
試験運用レベルのため、これからの技術発達によっては花粉が少なくなることがあるかもしれませんね。

もこ丑

早めの対策を講じて、快適に春を過ごしたいですね!

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