「パデル」というスポーツを皆さんは知っていますか?
パデルは今、日本各地にプレイできる施設が続々と増えていっている注目のラケットスポーツです!
簡単で手軽に楽しくプレイすることができることから、日本国内でもプレイ人口がじわじわと増え続けています!
心配も十分に分かります。私は「パデル」をプレイして5年目になりますが、テニスやスカッシュといったラケットスポーツの完全初心者としてパデルの世界に飛び込みました。そして、パデルの楽しさを知って、今もずっと楽しくプレイを続けています!
実体験を交えて、パデルとはどんなスポーツなのか、誰でも楽しく簡単にプレイができるのか解説していきます。
パデルってどんなスポーツ?
パデルは、テニスとスカッシュを組み合わせたようなラケットスポーツで、初心者でもすぐに楽しめるシンプルさと戦略性が魅力です。スペインや中南米で特に人気が高く、スペインではサッカーの次に人気のあるスポーツとなっています。
現在は世界中でプレーされており、スポーツ選手、俳優、歌手などの著名人たちもプレイしています。テニスレジェンドの「ラファエル・ナダル」選手やサッカー界の大スター「リオネル・メッシ」選手もプレイしています。
国際的な大会も開催されており、日本国内でも大会が開かれています。
パデルの基本ルールと特徴
パデルの基本的なルールと特徴を以下にまとめました。
実際にプレイしている動画なども確認することができます!
パデルの魅力を3つ厳選して紹介
パデルの魅力は多くありますが、自身でプレイして感じた魅力を「3つ」厳選してお伝えします!
多様な人々と交流を深めることができる
知れば知るほど戦術的で非常に奥深い
それぞれ、細かく解説していきます。
老若男女、誰でも楽しめる
パデルのラケットはテニスラケットより短く、板状なのでどこに当たっても真っ直ぐ飛んでくれます。強くラケットを振ったりしてしまうと、逆に壁に直接当たってしまうことが多く、アウトになってしまうので注意が必要です。
また、ラケットが短いことで手の平感覚で扱えて、初心者でもすぐにボールに当てられるようになります。ラケット競技が苦手だった私でも5分足らずで、ラケットにボールを当てることができました!
コートがテニスコートの半分程度であり、周りの壁を利用して返球することができるため、動く範囲がテニスに比べて格段に狭いです。ダブルスで基本的にはプレイを行うため、実質的にはさらにコートの半分程度で動くことになります。
そのため、お子さんからご年配の方まで体力的な負荷をかけずに楽しむことができます。
かくいう私も、仕事では座ってばかりのため体力に自信があまりありません。ですがそれでも、パデルのプレイを楽しく続けることができています。一緒にプレイする仲間は、下は小学1年生、上は70歳後半のおばあちゃんやおじいちゃんまで、本当にいろんな方がいらっしゃっています。
また、パデルを始めてから定期的に運動する習慣が付き、体重も年齢相当の標準体重まで落とすことができました。運動することでストレスの発散にもなり、現在の健康維持にもとても役に立っています。
パデルは、楽しみながらダイエットや健康促進ができる、最強の生涯スポーツといえますね!
多様な人々と交流を深めることができる
老若男女問わずプレイできるため、多くの年代の人と交流を深めて仲良くなることができます。
また、世界中でもプレイされているスポーツであるため、スペインやドイツ、イギリス、アメリカ、中国等の海外の方とも一緒にプレイをして楽しむことができます!
実際に、来日した海外の方とプレイをしたり、試合もしたことがあります。見た目や言語が違っていてもパデルというスポーツで一緒になってプレイを楽しむことができました。得点が入った時やいいショットが打てた時にはともに喜びあって、時間を共有したことは、非常に良い経験になりました。その後も時々、一緒にプレイをして楽しんでいます!
スポーツは国境も人種も性別も超えるんだなと感じました。
施設の開催するイベントの中には、食事やお酒を楽しみながらパデルをプレイできるイベントもあります。砕けた雰囲気の中で参加した人達と会話をしてパデルをプレイして楽しむことができます。出会いが多く、そこで得たコミュニティーはとても暖かく、かけがえのないものになっています。
パデルのゲームをしていない間は会話を楽しみ、パデルのゲームの中ではプレイを楽しむことができます。パデルを通じて、様々な人と繋がることができますよ!!
知れば知るほど戦術的で非常に奥深い
パデルでは、テニスなら得点になるような強いスマッシュを打たれても、壁があることによって相手コートに返球することができます。ただ、返球するだけでなく、ボールの勢いを利用したまま、スマッシュを打ち返すことも可能です。壁があることでテニスのように一発で決めることが難しく、点を取るためにショットが多種多様となっています。
例えば、テニスではスマッシュかハイボレーしか選択できない場面であっても、パデルであればスマッシュやハイボレーだけでなく、バンデッハ、ビボラ、リフタード、ガンチョといったパデル独自のショットを含め6つの選択肢を取ることができ、ポイントを取得するための選択肢が一気に増えるのです。
そして、ダブルス競技であるためペアとのコミュニケーションも大切となっています。どちらがセンターに来たボールを取るのか、どのタイミングで攻めるのか、どうやって相手を動かしてポイントを取るのか、ラリーの応酬が続く中でペアの動きも見ながら判断をしていく必要があります。パデルでポイントを取るためには、いかに戦術を練って展開を作るのかが、勝利を掴むためのカギとなっています。
真剣勝負のゲームは体力だけでなく頭脳もフル回転で使う必要があり、疲労もあります。ですが、相手との戦術の駆け引きに勝ってポイントを取得できた時や、自分の想定通りに相手を動かすことができてポイントを取得できた時は、やったぞ!という嬉しさがこみ上げてきます。
最初は打てるショットが少なく選択肢も少ないですが、同じ打ち方でも力の強弱を変更して返球の速さを変えるだけでも、戦略の一つとなります。また、自身がレベルアップすればするほど、さらにできることが増えてどんどんパデルが楽しくなっていきます!
自身のプレイレベルに合わせて、変化するスポーツ。それがパデルなんです。
パデルを始めるには
パデルは他のスポーツと違って、とても簡単に始めることができます。
ラケットも持っていなくても問題ありません!身体一つでも始めることができます。
では、始め方の手順を見ていきましょう。
コートをレンタル、もしくは各施設のイベント、体験に参加しよう!
パデルをプレイするには、
この3つのいずれかの方法だと、一番簡単にプレイをすることができます。
全くプレイしたことのない初心者の場合は、
「イベントに参加する」もしくは「体験に申し込む」のどちらかを選択すると良いでしょう。
「コートをレンタルする」場合は、知り合いの中に誰かパデルを経験したことのある人が一人でもいる場合は問題ないと思います。全員が完全初心者でも問題はありませんが、より楽しくプレイするには経験者に習うのが一番良いでしょう。
私は、「体験に申し込む」からパデルに触れました。
プレイ場所の決定と予約方法
どうやってパデルをプレイするのか決まったら、
プレイする場所を決めていきましょう。
コートがないとプレイができないため、
まずは、日本国内のパデルコートをまとめている、日本パデル協会(JPT)の「コート一覧」を確認します。施設名の下にある、「URL」を押すと各施設のホームページに遷移することができます。
SNSを利用している施設は、SNSの情報からでもイベントや体験の情報を確認できます。
日本パデル協会_コート一覧より各施設のホームページ等で、コートをレンタルもしくは各施設のイベントを確認しましょう。
問い合わせフォームや各種予約フォームから、「イベント」「体験」「レンタルコート」の予約を行うことができます。
基本的に予約をしたほうが確実にプレイができるため、オススメします。
体験等は500円~1000円程度、イベントは1500円~3000円程度で楽しむことができます!!
イベントの内容は多種多少で、バーベキューなども一緒に楽しめるものもあります。
体験やイベントなどの金額や内容は、施設によって異なるため、各施設の情報を確認してくださいね!
動きやすい服装とシューズを用意する
(テニス用シューズがおすすめ!)
イベントや体験の予約が済んだら、動きやすい服装とシューズを用意しましょう。
パデルのコートは砂交じりのコートのため、普通の靴だと結構滑ります。
私も何度かこけたことがあります。
怪我を避けるためにも動きやすい服装とシューズを用意すると良いでしょう。
靴はテニスシューズの「オムニ・クレー用」がオススメです。
私も「オムニ・クレーコート用」のテニスシューズを使用しています。
という方もいますよね?安心してください。
着替えは施設内の更衣室等で行うことが可能です。
施設によっては、シューズをレンタルすることもできます。
詳細は、レンタルコートやイベント、体験を申し込んだ施設の施設情報を確認しましょう!
準備が出来たら、あとは予約した当日を待つだけです!
予約した施設が外のコートで当日の天気が心配な場合は、施設に連絡を取りましょう。
また、急な用事でキャンセルをしたい場合や、遅れてしまう場合も施設に連絡を入れましょう!
まとめ:パデルは初心者でも簡単にできる!
「パデルは簡単に始められるけど、奥が深いスポーツ」とよく言われます。
初心者同士でも盛り上がれるので、ぜひ気軽に挑戦してみてください!