東海道・山陽新幹線のトイレの半数が女性専用に!?いつから実施?

JR東海が、東海道・山陽新幹線に設置されているトイレのおよそ半数を女性専用にすると発表をしました。

のぞみの自由席を3両から2両に削減されるニュースがまだ耳に新しいですよね。
新幹線の移動は便利とは言っても長時間になります。どうしてもトイレの問題は目を背けることはできません。

いつから変わるんだろう?

実際に設置されるのはどこの車両何だろう?

こう疑問に感じるのも当然ですよね。
今後実際に新幹線を利用するにあたり、何がどう変更されるのか簡単にまとめましたのでご覧ください。

目次

来年の3月15日以降までに、すべての東海道・山陽新幹線で導入

JR東海によると、2024年12月13日より順次導入を開始し、来年の2025年3月15日以降までにすべての東海道・山陽新幹線で順次、女性専用トイレを導入するとのことです。
現状、東海道新幹線では男性用の小便器、男女共用、多目的取トイレの3種類が設置されていました。今回の変更で、男女共用が9か所、女性専用が7か所、男性用(小用)が7か所となるようです。
男女共用だったトイレのうち約半数が女性専用のトイレに変更されるとのことです。

奇数号車に設置されている男女共用トイレのうち1つが女性専用に

東海道・山陽新幹線では、1編成当たり16か所に男女共用トイレが奇数号車に設置されています。
それが今回、およそ半数が女性専用トイレになるということなので、
奇数号車につき2つずつ設置されている男女共用トイレの1つが、女性専用トイレに変更されます。

女性にとっては安心して利用できるトイレが増え、男性にとっては利用できていたトイレが一つ使えなくなってしまうということもあり、賛否の声がどちらからも上がっている状態になっています。

女性専用のトイレ導入は、女性利用客の増加による対応

新幹線トイレ半数が女性用に|ニフティニュース

女性専用のトイレを導入するのは、「新幹線を利用する女性が増加した」ことに伴い女性からの「女性専用のトイレが欲しい」という声が高まったことによる、とJR東海は説明をしています。

2025年3月に控える新幹線のダイヤ改正に伴っての変更であるとされており、女性専用トイレの配置については、様々な意見が飛び交っています。

男性にとっては今まで利用していたトイレが利用できなくなるということもあり、平日に利用するビジネスマンの男性からは、利便性が落ちるという否定的な意見もありました。中には体質的な問題もあり、トイレに行かざるを得ない男性にとっては不便になってしまうとの声もありました。
女性にとっては安心して綺麗なトイレが使用できることもあり、好意的な意見が多くみられました。

男女ともに、新幹線のトイレ数が不足している」「男女共用であっても女性用であっても清潔に利用することが大切」「駅構内のトイレを増やすべきという意見が共通して多くある印象を受けました。

排泄問題と衛生問題はどうしても切り離せないこともあり、賛否を一概に論じることは難しい状態で、多角的な視点が必要となっているのが現状です。

まとめ

既に山陽・九州新幹線の編成では女性用があり、運用をされています。
利用者が特に多い東海道・山陽新幹線での変更ということもあり、注目が集まっているようです。
平日だけで見れば、まだまだ男性の利用客のほうが多い印象を受けます。

時期や利用者の男女割合によって、新幹線のトイレの利用方法を変更するなどの柔軟な対応を是非期待したいですね。実際にこれから導入されていくことになるため、今後の動向には注目していきたいところです。

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