
2025年12月23日から、スターバックスの沖縄の各店舗でバイオプラスチック製のストローが導入され始めました。アイスドリンクの注文が多い沖縄からバイオプラスチック製のストローの使用が開始されて、順次全国に展開していき、2025年3月頃には全国でバイオプラスチック製のストローが使用できる予定となっています。

ついに来ました「脱紙ストロー」!!
これでフニャフニャから卒業ですね
気になるのはその素材です。
今までのストローと何が違うのか、スターバックスのこれまでの取り組みも含めて簡単にまとめてみました!
プラスチック製のストロー導入までのスターバックスの取り組み


スターバックスコーヒーからの公式説明
このたび、飲み心地の良さと環境負荷低減を両立し、お客様と地球環境にとってポジティブな未来につながるよう、2025年1月23日(木)より、沖縄県内のスターバックス コーヒー全32店舗で、株式会社カネカ[本社所在地:東京都港区、社長:藤井一彦]の、植物などから生まれた「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®(グリーンプラネット)」(以下、Green Planet®)製で、バイオマス度99%のレギュラーストロー(通年で取り扱うフラペチーノ®などのアイスビバレッジに使用)の提供を開始します。
スターバックスHP より抜粋
25年3月以降、全国の店舗でもレギュラーのストローを順次導入し、25年4月上旬をめどに、太い口径のストロー※(主に季節のフラペチーノ®に使用)も全国の店舗(沖縄県を含む)に導入します。色は、スターバックスを象徴するグリーンを取り入れています。なめらかな飲み心地で、時間が経過しても変わらない飲用体験をお客様に提供します。
スターバックスは、一杯を通した体験を全国の店舗で日々、届けています。お気に入りのビバレッジを楽しんでいただけるよう、飲み心地に関して、お客様からいただいたお声を真摯に受け止め、ストローの強度や耐久性の向上、素材について検討を重ねてきました。飲み心地の良さと環境負荷低減の両立を決してあきらめることなく、新たに提供するグリーンのストローは、アイスビバレッジも多く提供している沖縄県内の店舗から先行導入し、全国に順次展開していきます。スターバックスの思いに共感いただけるよう、これからも事業活動におけるサステナブルな行動を加速してまいります。
スターバックスコーヒーは、「飲み心地の良さ」と「環境負荷低減」を両立するため、ストローの強度や耐久性の向上、素材について検討を重ねており、バイオプラスチック製のストローの導入に至ったようです。
スターバックスのこれまでの取り組み


スターバックスは2018年より、「石油由来のプラスチック製のストロー全廃」を進めていました。
日本国内の店舗では紙製ストロー(レギュラー)の提供を2020年の1月より開始し、太い口径のストローは2021年9月から順次導入が開始されていました。
このほか、紙製のカップへの切り替えをしたり、バイオマス素材のカトラリー(お持ち帰り用)を導入したり、加えて店内アイスドリンクの樹脂製グラスでの提供などリユースを推進し、廃棄物削減にも取り組んでいます。
バイオプラスチックは植物由来
スターバックスコーヒーがストローに使用する素材の「Green Planet®(グリーンプラネット)」は、石油由来の資源に頼らず、植物油などを主原料としています。海水中で生分解される素材を使っており、「海洋生分解性バイオマスプラ」として日本バイオプラスチック協会の認証を取得しています。
現在まで使用されている紙ストローと比べてバイオプラスチック製のストローは何が違うのか異なる点を簡単にまとめました。
・二酸化炭素(CO2)の排出を低減する
・ストローの廃棄物量(重量比)を半分近く削減できる見込み
・プラスチック環境汚染問題の解決に貢献できる



スターバックスコーヒーの絶え間ぬ企業努力が見えますね
飲みごたえや使用感も良くて、環境にも良いのはWin-Winですよね!
まとめ
全国展開するには春までかかります。
順次全国展開されるため、都市部に来るには2月下旬ごろになるかもしれません。
それでも絶え間ない企業努力によったバイオプラスチック製のストローを使用できるのは本当にうれしい事です!
飲みごたえを損なわず、環境にも良いのは本当に良いことだと思います。
実際に手に取って使用できる日を楽しみにしたいですね!!