『御上先生』の第4話では、隣徳学院の学園祭にあたる「隣徳祭」を中心に話が進みました。第4話の予告編は「対決」「理由」「暴露」の3つに分かれていました。様々な思惑が絡み合った第4話は、3年2組というクラスが一つの転換点を迎えた物語となりました!

文科省と隣徳学院の絡みがついに来ました!
それぞれの人物の思惑が気になるところ……
本記事では、第4話で動きがあった人物の相関図と気になる用語、今後の考察ポイントを簡単にまとめました!
※この先ドラマのネタバレを含みます
第4話の人物関係と用語・判明したこと
第4話では、隣徳学院の学園祭「隣徳祭」に3年2組の生徒達がどう取り組んでいったのかが鮮明に描かれ、学院内の動きが中心となりました。とはいっても、他の部分でも進展がある内容もありました。
今回の第4話を踏まえた相関図とドラマ内の気になる用語や分かったことをまとめました。
相関図|文科省と隣徳学院の絡みが発生


第4話は3年2組が今後どうしていくのか一つの転換点を迎えた話になりました。また、文科省組の対応をはじめ、冴島の行動に動きがあり、目まぐるしく目が離せない展開が連続して続きました。



生徒たちに御上が考えさせるテーマも重く、見ている視聴者もハッとさせられる内容となっていましたね
だいぶ御上が生徒たちに慕われてきたように感じます
槙野は「高見」の墓参りをしていた
文部科学省の官僚であり塚田の部下として働く槙野が病院のとある病室を開くところからドラマが始まる
病室には誰もおらず、外からざわめきが聞こえて窓から外を覗いた槙野は息を切らしていた
ドラマの冒頭は槙野が病院を訪れたところから第3話の最終カットにもなっていた槙野の墓参りシーンから始まりました。墓石には「高見」と彫られており、「御上」「槙野」でもありませんでした。
このことから、病室でいなくなった人(窓から飛び降りたと推察される)が「高見」であり、槙野と何かしら深い関係があったのでないかということが推察されます。



これも一つの「謎」ですよね
シーンとしては短かったですがどう関係してくるのか見ものです。
用語|プラン御上
生徒同士のディベートの後、クラス展示を行う方針に舵を切ることにした3年2組達の生徒があの手この手で、企画が中止にされないようにそして、狙った人物に企画を見せるために、手を打っていきます。生徒たちが打った手としては以下があります。
生徒たちのしたことは本当に「蝶の羽ばたき」のようなものではありました。ですが、ここでの行動が今後にどう影響を与えるのか、どこで竜巻となりうるのかとても楽しみな展開となってきました。演出も素晴らしく、見ていてワクワクとしました。



神崎がカメラを構えて文部科学省副大臣にインタビューを迫った展開は圧巻でしたね!とてもかっこよかったです!!
第4話の考察ポイントとは
第4話は「隣徳祭」の内容を中心としてクラスでの意見の相違をすり合わせるような展開や構成となりました。
ですが、随所に物語を進めるキーが散りばめられており、学園パートだけではないドキドキ感がありました。
そんな散りばめられた「謎」を考察ポイントとして簡単にまとめました!
槙野の墓参りの相手との関係性
第3話の最終シーンでは明かされなかった「墓石の名前」が「高見」であることが判明しました。
第4話の冒頭は病院のシーンと、荒れた病室、空いた窓、ざわめく人の声、息を切らした槙野が映し出されました。
ここでの考察ポイントは以下の通りです。
・槙野が墓参りをした「高見」は誰なのか
・槙野の旧姓や御上の旧姓などとは関係があったりするのか
病院の病室にいたのが「高見」と考えて何らかによって、窓から飛び降りて亡くなってしまったと考えるのが自然のように感じました。(ミスリードかもしれませんが)
墓石は「御上」や「槙野」ではなかったため「高見」とはいったい誰でどんな関係があるのか、更に槙野周りの謎ができたような気がします。
また、槙野には御上の兄との関連性もあり、御上と結託しているのかいないのかも注目ポイントとなっています。大穴として後輩の「津吹」が糸を引いている?とも考えられますね。(あくまで憶測ですが)



旧姓の線も考えましたが、情報が少なく憶測にすぎないため、また別の機会にしっかりと「考えたい」と思いました。
新たに送られてきた怪文書は何を意味するのか
第4話では、
そんな折、職員室のコピー機(FAX)が動き出し、一枚の文書が届く。
その文書は、前回の文書に続いて不正が明かされることをほのめかす文章であった。
溝端によってすぐにシュレッダーに砕かれることとなるが、御上の目じっとそれを見つめていた
ここでの考察ポイントと怪文書の全文は以下の通りです。
・「人々」とはどんなことを指しているのか
・「草那薙之太刀」の意味は断罪なのか
・不正の内容とはいったい何なのか
<怪文書の全文>
我は 平川門より 入る人々に
草那薙之太刀を 振り下ろす者なり
お前の不正は まもなく白日のもとに晒される
倭建命
前回同様に謎めいた文章となっており、人の興味を引く内容になっています。
考察のポイントとしては、「内容」を焦点に充てるのが良いでしょう。
「人々」は複数を指しますが、その対象は生徒なのか、はたまた別の何かなのかや、「草那薙之太刀」は何かの暗示かそれとも「断罪」を示すものなのか……その謎は尽きません。断罪ならば何をもって断罪となるのか、それもはっきりとはしていません。



今回は不正の内容が何なのかとても気になります。
明らかになるのが本当に楽しみです
まとめ
・生徒たちの意見の食い違いを御上の手腕によって相互理解へと変化した
・生徒たちが起こした羽ばたきが今後どんな影響を与えるのか興味深い
・新たな怪文書、神崎と弓弦の面会は叶うのか、文科省は何をするのか、目が離せない展開が多い
第4話は隣徳学院を中心として話が展開しました。学園パート以外にも随所に謎が散りばめられており、単調になっていないのが『御上先生』の特徴だと強く感じました。(バラバラゆえに繋げるもの難しいと感じています)
そんな「考える」ことが重要となる『御上先生』。視聴者の私たちもどうなるのか「考えて」次の話を待つのも面白いですよね!「謎」だけでなく生徒たちに与えられる討論テーマも深いものが多く、とても考えさせられます。
今後どんな展開が待っているのか、楽しみにして「考える」ことを楽しみましょう!
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