【日曜劇場・ネタバレあり】『御上先生』第7話の相関図・考察ポイントまとめ!

【日曜劇場・ネタバレあり】『御上先生』第7話の相関図・考察ポイントまとめ!

第7話の予告動画のタイトルは「開幕」「全貌」「反撃」「黒幕」「救済」の5つで、ついに物語は後半戦に突入しました!今回の第7話では生徒の椎葉の退学問題が中心となって話が進みました。隣徳学院の不正問題については、倭建命を名乗る人物から密会のFAXも送信されるなど、多少の動きも見られました。

もこ丑

3年2組がこれまで以上に団結した神回でした!!
心に深く刺さる内容が多く、考えさせられました。

本記事では、第7話で動きがあった人物の相関図と気になる用語、今後の考察ポイントを簡単にまとめました!

※この先ドラマのネタバレを含みます

目次

第7話の関係図と用語・判明したこと

第7話では、3年2組の椎葉の退学問題が中心となり話が展開されました。心に深く刺さる内容が多く、かなり考えさせる内容となっていました。今回の第7話を踏まえた相関図とドラマ内の気になる用語や分かったことをまとめました。

相関図|椎葉の退学問題を中心に物語が展開

第7話は椎葉の退学問題が中心となって話が進み、更に3年2組がクラスとして団結したようにかんじました。
また、文部科学省では津吹が倒れる等、槙野への試練のような展開もありました。隣徳の不正問題については「裏口入学」について文言が飛び出すなど、物語は革新へと進もうとしているように感じました!

御上の生徒に対する変化も見られ、「考えて」から「考えてみよう」に変わって、より生徒に寄り添うような問いかけに変わっていることから、教師として御上も成長していることが明らかになりました!

もこ丑

ドラマもクライマックスに近づいて真相が明らかになる日も近そうでそうね!内容は難しく混乱しますが見逃せません……

判明|槙野が墓参りをしていた「高見」は槙野と同じ官僚

津吹が疲労で文科省内で倒れて入院したことにより、槙野は津吹を「高見」と重ね合わせていた。
「高見」も津吹同様に仕事中に倒れたと思われ、ストレチャーで運ばれる「高見」の姿が槙野の回想で明らかとなった。
「高見」は入院後に命を絶っていると思われることも槙野回想から判明している。

ついに槙野が墓参りをしていた「高見」が、槙野と同様の文部科学省の官僚であることが判明しました。
これまでの話の中で、槙野の回想シーンで「高見」の病室から「高見」が亡くなったと思われる描写も挟まれており、このことから、「高見」は文部科学省での仕事に殺されたといったことが推察できました。

今回倒れて入院してしまった津吹は「なんで仕事をしているのか」と文部科学省での仕事の意義に対して疑念を抱き、そんな様子に槙野は辛そうに考え込む様子を見せていました。

もこ丑

何のために仕事をしているのか、うーーん。
全ての社会人に刺さる言葉ですよね。
槙野は今後どうするのか、行動が気になりますね

判明|永田町、文部科学省、隣徳学院は「裏口入学」で繋がっている

永田町の官僚たちの口利き役である「中岡」と文部科学省の局長である「塚田」が、溝端との密会のような会食が明らかにされたことを話す描写が差し込まれました。
「中岡」と「塚田」は記事の内容については堪えた様子はありませんでした。
そんな中、「中岡」は東元官房長官の孫娘が隣徳学院に入りたがっていることを「塚田」に話して、隣徳学院に裏口入学させるようにさらに圧力をかけろと迫りました。
「塚田」ははぐらかしながらも会話を終わらせていました。

直接的に隣徳学院の裏口入学について話がついになされました。
また、第7話の最後では御上が一色に隣徳学院の不正をまとめたホワイトボードを見せており、そこには永田町と文部科学省と隣徳学院の繋がりがまとめられていました。

その内容は、永田町の大物官僚の子息や孫たちを隣徳学院に裏口入学させることで隣徳学院は「多額の補助金と寄付金をえる」ことができ、それを文部科学省が仲介することで「高位の役職への昇進の斡旋・口利き」がなされるという構図となっていました。
ただし、決定的な証拠はなく御上たちは次の切り口として「冴島先生の不倫問題」を絡めることを決めていました。

もこ丑

「裏口入学」というワードが出て隣徳の不正問題が「裏口入学」に関わることであることが明らかとなりました。
どうやって御上が突き詰めるのか楽しみです!

判明|局長の「塚田」と隣徳学院理事長「古代」は不正問題で繋がりがある

文部科学省の局長「塚田」と隣徳学院理事長である「古代」が電話で通話をしながら、不穏な会話を繰り広げました。
内容は「御上」を文部科学省に戻すかどうかといった内容でした。
「古代」は御上を手放す気はなく、学院の名を上げるために利用しようとしていました。
そんな「古代」に「塚田」は、「御上」を引き込むことも提案していました。
その後、「古代」も「塚田」も腹の内を探りがらも通話を終了しました。

ついに文部科学省の塚田と隣徳学院の理事長である古代が電話でやり取りをして直接的なつながりがあることが明らかになりました。かなり不穏な内容も話しており、塚田はチョコレートを並べて「御上」「槙野」「中岡」「溝端」の名前を挙げて、「誰を残し味方にするのか」といった言葉も残しており、古代は何か悩む様子でした。

もこ丑

文部科学省と隣徳学院のほぼトップの繋がりが明らかになりました!
かなり不穏な会話で次で話がかなり進みそうですよね。

用語|PMS(月経前症候群)

月経が開始される3~10日前から身体的、精神的に表れる不快な症状のことで、日常生活に支障をきたすものがPMSと呼ばれる
月経がはじまると改善するのが特徴となっている
主に女性ホルモンの変化が関与しているとされているが、外的要因による影響も大きく何が原因なのかを特定するのは容易ではない
<主な症状>
・身体的
 下腹部痛、頭痛、腰痛 など
・精神的
 動機、めまい、イライラ、感情が不安定になる など

月経がはじまった女性なら誰しもが症状が出ると言われているのが「PMS(月経前症候群)」です。
症状の内容や強さは個人差やストレスや環境と言った外的要因に関わることが多く、一息にこういうものだとくくれないものとなっています。

月経のある女性の7~8割が月経前に何らかの不快症状を感じるとされてるようです。
軽度なものから重度なものまでさまざまで、これも個人差が大きく出るものとなっています。

もこ丑

ドラマの中での御上の対応はすごく紳士的でしたね
PMSは全ての女性に起こり得るものですので他人事とは思えませんでした

用語|相対的貧困

国民の所得を基準に「貧困線」が定められ、それを下回った状態に当てはまることを指す言葉
国や地域の生活水準の中で比較した時に、大多数よりも貧しい状態のことを示しており、ほとんどの人が持っているものが持てない状況にあることを指し示します
日本は先進国の中でも相対的貧困が加速しており、相対的貧困率はG7の中で最下位となっているのが現状となっています

今回のドラマでは3年2組の生徒である「椎葉」が「相対的貧困」の層に当てはまっていました。
彼女は祖父が認知症になったことで経済状況が苦しくなり、「生理用品」といった日用品が購入できない状態になっていました。日用品は大多数が持っているものであり、それを持てない状況にあった「椎葉」は「相対的貧困」の状態にあったと言えます。

日本の現状として「相対的貧困」は大きな問題となっており、お金をたくさん持っている世帯とそうでない世帯とで格差が年々広まっているようです。先進国の中でも超が付くほどの格差社会になりつつあるのが日本の現状ということになっています。

もこ丑

資産があればあるほど更に裕福になるのが今の日本です
全国民中流層であった日本の姿はなく、自身の努力が必須な世の中となっています

第7話の考察ポイントとは

疑問

第7話は椎葉の退学問題が中心となり3年2組の団結力が光る内容となっていましたが、細かい部分で気になる部分もあり、相変わらず謎は散りばめられていました。そんな散りばめられた「謎」を考察ポイントとして簡単にまとめました!

謎のFAX送信者「倭建命」はいったい誰なのか

御上が溝端に椎葉の万引き問題とバイトについて話を詰められている最中、隣徳学院の職員室にはついに「倭建命」から3通目のFAXが届くことになった。
そこには、溝端と文科省の塚田、永田町と深いかかわりのある中岡が6話で会食密会をしていた写真が写っていました。

ここでの考察ポイントは以下の通りです。

・FAX送信者である「倭建命」はいったい誰なのか
・隣徳学院の不正問題を暴こうとしている人物が該当するのか
・度々ドラマに登場する謎の青年が「倭建命」なのか

ついに隣徳学院へ3通目のFAXが届き、内容も隣徳学院の不正を追及していくような内容になってきました。FAXの送信者である「倭建命」が誰なのかはまだ明らかとなっていません。ですが、どんな人物なのかは予想がついてきたように思われます。

「倭建命」は「隣徳学院の不正を暴きたい人物」であることはもちろんのこと、隣徳学院の不正に関与していた、あるいは不正を知ったことで何か不利益を被った可能性のある人物が該当するのではないかと考えました。
そこで、私が注目したのは「謎の青年」です。

謎の青年に着目した理由

「謎の青年」は元隣徳学院の教諭である冴島の不倫問題に関する現場に多く居合わせており、不倫問題に関して何かつながりがあるのではないかと考えています。そして、冴島が真相を話そうとしない様子から、不倫問題は何か他の問題を庇うために仕組まれたものであると推察する事ができ、庇われているのが「裏口入学」による入学者に関連する内容かつ、その入学者こそが「謎の青年」ではないかと考えました。

かなり突飛ではありますが、もしそうであれば冴島は「謎の青年」を庇っていることになり、「謎の青年」が冴島の不倫問題関連の現場に多数姿を現していることにも説明が付きそうです。
次の第8話で明らかになりそうですが、考えるのも一興ですよね!

もこ丑

ドラマも終盤に差し掛かりましたが、「倭建命」が誰なのかはすごく気になるポイントですよね……

元隣徳学院教師の冴島が見ていた本は何を示すのか

元隣徳学院教師であった冴島が英語の「オズと魔法使い」を読んでいるシーンが差し込まれました。
最終ページは「Home Again」となっていました。
また重ねられた本には「あたしのうちだもの」とあるヒャエル・エンデ作「モモ」という本がありました。

ここでの考察ポイントは以下の通りです。

冴島が見ていた本たちは冴島の「教師復帰」を示しているのか
・冴島の不倫問題は誰かをかばっているのか
・元教師でさえなくなる真相とは、「隣徳学院が不正な利益を受け取っていた確証」を知ってしまったことか

第7話では、冴島やその娘である真山弓弦に関するカットは殆どなく、冴島が本を読んでいるカットのみとなっていました。本については「時間を戻す」や「家に再び戻る」といった「戻る」ことに重点が置かれているような印象を受けました。「戻る」とすれあば、冴島が教育現場に「戻る」ことが考えられますが、そういった展開があれば面白いですよね。

また、神崎が人探しを次元に依頼しており、冴島先生は不倫問題によって誰かをかばっているのではないかと推察していました。そこから、冴島が不倫問題で隠したかったのは何かが隣徳の不正問題とも大きく関わっており、それが生徒の裏口入学に関連する内容であった可能性があるのではないかと推察してみました。

もこ丑

確証はありませんが、冴島元教諭の不倫問題の真相によっては一気に隣徳学院の不正問題が片付く予感がしますね……

まとめ

・椎葉の退学問題を通じてさらに3年2組の繋がりが強固になった
・文科省、永田町、隣徳学院の問題が今後のキーで関わってくることが想定される
・隣徳学院の不正問題が明らかになる日も近く続きが楽しみ

第7話では生徒の椎葉の退学問題が中心となって話が進みました。考えされされることや心に刺さること、日本の現社会を鋭く差し込む内容も多く、はっとさせられました。ドラマは終盤に差し掛かり、各人の思惑や狙いが交差し絡むようになってきました。ここから御上たちがどうやって隣徳の不正問題に相対していくのかが楽しみで仕方がありません。

もこ丑

第8話では、ずっと謎だった少年がどんな存在なのか明らかになるようです!話が大きく進みそうで一気に真相が見えるかもしれませんね!

「考えされされる」内容が多く、日本の社会問題を突き付けてくる『御上先生』。難しい内容もありますが、視聴者の私たちもどうなるのか「考えて」次の話を待つのも面白いですよね!今後の展開を存分に楽しみましょう!

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